My Son’s Step 4 (4才)

(幼稚園年中)

毎朝の食事時は、いただきますと同時に英語のテープをかけています。寝る前には日本語と英語の絵本を1冊ずつ読みます。入園後は、親子共々幼稚園の生活に慣れるのに精一杯でした。インターナショナルスクールのプログラムに参加しました。ロージー(Rosemary)との交流が、とても大きな影響をもっているように感じますが、ロージーの日本語の上達により、お互い日本語で話すことが多くなっています。パソコン操作も慣れてきて、ソフトを自由に使いこなしています。
1996年1月
お料理大好き。餃子を作り始めると、テレビをさっと消して、「さあ、てをあらってこよう」とそでまくりをした。皮をあわせられるようになって、なかなか上手な餃子ができた。
2月(4才)
4才のお誕生日。昼にロージーさんが来て、イギリスからのロリーポップ・キャンディーとピーターラビットのゲームをプレゼント。
4月 入園
2年保育の区立幼稚園に入園。保育開始1日目。親にとってもドキドキだが、年長さんに手をつないでもらって、あっさりと去っていく子の姿に涙するお母さんも。ロージーとお姉さんのリジーさんが来た。
8月
ロージーが来た。だっこにキス。「イギリスにいく」などと言い出すようになった。
9月
ロージー送別のため天ぷらパーティーをした。大勢お客さんが集まった。3Dムービーメーカー(CD-ROM)で作った映画を見せ、興奮していた。翌日、ロージーに幼稚園でお迎えしてもらい大喜び。ジャンプして、だっこ。夜、「ぼく、ろーじーさんとけっこんしたいなぁ」というので、ビデオに録画。新宿までのお見送りは、最後のハッグ(hug)して、kiss。そのあとは、私の脚にしがみついて、後ろに隠れてしまった。
1997年
1月
ドイツ製の色鉛筆をあげたら、毎日、カラフルな怪獣の絵をたくさん描き、カタカナで名前を書いている。はじめて漢字も書いた。はがきを見て数字を写していた。『富士銀行』『東京都世田谷区世田谷』と写した。2桁の数字も平気で読んでのに、時には27が書けなかいというように能力はまだ確定していない。「読みたい」から「書きたい」へ移行する、あるいは同時進行。ひらがな、カタカナ、漢字少しづつ、覚えたいときに学ぶ。学習の理想的な形と言える。
2月(5才)
スイミングに入れたいので、区の温水プールで体験。「プールって、ほんとーに、たのしいねー。また、こようねー」というので、早速スイミングスクールに電話した。作戦成功。Sleeping Beautyのビデオの影響?王子様みたいにひざまづいてあいさつする。
3月
ひとりで絵を描くことが好き。毎朝、「かみ、くださーい」が最近の日課。今日、おひなさまの絵を描いて張るため、ひもを付け、穴をあけていたのに驚いた。手紙を書いた。『おじいちゃんへおばあちゃんへ とうくおじいちゃんとはなれないようにきょうつけてね くるまにきょうつけてね どろぼにきょうつけてね どうぞ』これを見ると話している言葉を文字にすることの難しさを感じる。「気を」のところは、短縮されて「きょう」のように発音されている。「とうく」とか「どろぼ」とかの伸ばす音の表記が足りないのはまだ完全に学習できていないので、当然のこと。最後の「どうぞ」は、どういう意味かと聞くと、「はい、どうぞ」と渡すときに言うのだそうだ。実におもしろい。
4月
サンメイトのキャンプで子どもの国へ。今回は、自分の荷物をリュックにつめ、男の子たちの部屋で過ごした。プールのことを「こわいこわい」と言い始める。