My Son’s Step 8 小学3年

生活の中にある英語から、「学ぶ英語」に変わってきました。朝食時の英語のテープは継続中ですが、就寝前の読書は、日本語の本がほとんどで英語は時々です。3年生は2年生と全く違い、勉強も難しくなり、宿題と、家庭学習をするのが精一杯ですが、そんな中、ステップアップを目指し、CD-ROMを使った音読練習を始めました。その成果は、Jazz Chantzのnarratorをほぼ完璧に言い切るという結果となり、本人も自信をつけました。
2000年
5月
Just Grandma (by Mercer Mayer : A Golden Look-Look Book) & MeのCD-ROM (Living Bookシリーズ)で英語の音読練習を開始。本ではなく、パソコンを使うのは、何度でも繰り返せ、単語毎にリピートでき、ネイティブの発音だからだ。たとえ自力で読めたとしても、スピードはネイティブと同じでなくてはいけない。完璧に同じスピードで言い切ることができたら、次のページへと進める、という約束にした。
6月
英語の音読を始めて良かったと思うのは、英語での話しかけ以前、会話自体が減っているということもある。学校から帰宅後、すぐに遊びに行き、5時に帰宅して宿題と家庭学習の時間。私の方は、レッスン中だからだ。
○Grandmaの2ページ“I wanted to set up the beach umbrella, but the wind was too strong.”これが最初の難関だった。前半を言い切るのがなかなか難しい。単語はすべて読めても、スピードがついていけない。そして後半も「ウィンワトゥーストゥロン」と聞こえるほどの速さ。いつもbut theで息をついてしまい間に合わなくなる。
8月
小6クラスで使っている中1の教科書ワークをしながら、「これは」って、なんて言うんだっけ?と、聞いてきた。息子だけでなく、このクラスの生徒全員に起こっている現象で、文法的な扱いを始め、英作文させると、今までの知識が一度空中分解したかのようにばらばらになる。What is this? It’s ~.のように応答はできるのに、「これは本ですか」 という文を書く問題に手こずったりする。この現象はしばらくすると消えていく。6年生は、この時期すでに頭の切り替えが完了して、ワークを問題なくこなしているが、3年生の息子にはまだ時間が必要なようだ。
12月
クリスマス発表会終了。Goldilocks and Three Bearsを無事に終えた。narratorを担当。任せて本当に良かった。劇のためには、あれだけの量を言えるのは、息子しかしかいないが、やりきるにはそれなりの特訓が必要なのは予想していた。これまでは何となく言えるレベルもOKだったが、今回は「完全に同じように」を目指してみた。苦手だったRの音の矯正も徹底して行った。
 本人に何度となく、「これをできるのは君しかいない」「ナレーターがこの劇を進行役だよ」と、繰り返していた。任せると張りきる性格である。2週間前から就寝前の読書の前に、後半部分の練習をしていた。さすがに直前は本人の方が必死で「本を読んでいる場合じゃない」とまで言い出した。ナレーター役は全文暗唱に近くないと難しいからだ。暇があるとブツブツ繰り返している。無事終えて、本人は大きな自信を得たようだ。
 Grandmaの音読をしていなかったら、できなかっただろう。同じスピードで!これが大原則だった。おかげで文章を読む力もついたし、大きな成果だった。
2001年1月
Grandmaと発表会でナレーターをした自信はとても大きな財産となった。
読むことに抵抗がない。「次に何をしようか?Arthurしようか?」と言うと「ネズミのやつ?そうだね」と、いやがる様子もない。
フィリピンからの留学生シェリルと週1回30分程度のレッスン開始。学校についてのQ&Aを私が用意して、質問してもらう形式にした。小学生の生活についての英語を確認したいと思う。
2月
音のないところから、音を作る練習中。あまりにもひどくて、もうそろそろ音を与えはじめた方がいいのか、と思い始めたら、不思議と音が戻りはじめました。会話文に感情がこもり、勢いが出てきました。br, tr, pr, fr, grなどの音は、まだまだだが、口の動かし方がわかってきたようである。後は、口の筋トレをする。
3月
公文の通信開始。中学レベルから入る。 3月26日~28日Spring Schoolで自然の宿「くすの木」へ。帰り道シェリルと一緒だったおかげか、英語で話す意欲が出てきている。ロージーと違って、英語の先生という意識があるためだろう。

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